アメリカのトランプ大統領は22日、テキサス州ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖を求めたことに絡み、アメリカ国内にある中国公館の追加閉鎖は「常に可能性がある」と述べ、中国をけん制しました。
アメリカの国務省は、知的財産と個人情報の保護のため21日付でヒューストンの中国総領事館を3日以内に閉鎖するよう求めていました。
また、トランプ大統領は、ヒューストンの総領事館で21日に火災が起きたことに触れ「文書や紙を燃やしたのだろう」と指摘し、中国側が閉鎖前に文書を廃棄したことを示唆しました。
一方、中国外務省の報道官は、総領事館の閉鎖要求について「前代未聞の行動であり、両国関係を壊そうとするものだ。中国は必ず対抗措置を取る」と非難しています。
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