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三菱UFJ元行員窃盗事件「利用頻度把握しどこから取るか決めたことも」発覚遅らせる工作した可能性も

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ava
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三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客の金品十数億円相当が盗まれた事件で、逮捕された元行員の女が、顧客が貸金庫を利用する頻度などを把握した上で盗むものを決めていたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。三菱UFJ銀行元支店長代理の今村由香理容疑者は、2024年9月、当時勤めていた練馬支店の貸金庫から顧客の金塊あわせておよそ20キロ＝2億6000万円相当を盗んだ疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、今村容疑者は、「顧客の利用頻度やサイクルを把握した上でどこから取ろうか決めたこともあった」と話しているということです。練馬支店の貸金庫は扉を開け閉めすると時間などの記録が残るようになっていて、今村容疑者は、発覚を遅らせるための工作をしていた可能性もあるとして警視庁が調べを進めています。

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