ロシアのプーチン大統領は14日、訪問先のカザフスタンで会見し、ウクライナ側と対話する用意があると述べる一方、ゼレンスキー政権側に対話の意思がないと批判しました。カザフスタンで開かれた中央アジア諸国との首脳会談の後、会見したプーチン大統領はウクライナとの対話について「われわれは常にオープンだ」と強調しました。その上で、プーチン氏との対話の可能性を否定するウクライナのゼレンスキー政権を批判し、ロシアとの対話に応じるよう訴えました。また、9月に実施した予備役に対する動員について、予定された「30万人のうち22万2,000人が既に動員済みだ」と説明した上で、「追加動員は計画されていない」と述べ、反戦デモなどロシア社会で広がる動揺の沈静化を図りました。
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