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バイデン米大統領 ロシアの併合「認めない」(2022年10月5日)

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ロシアがウクライナにある4つの州の併合を強行する中、アメリカのバイデン大統領は4日、一方的な併合は「決して認めない」と強調しました。バイデン大統領は4日、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で、「ロシアによるウクライナ領土の併合を決して認めない」と述べ、6億2,500万ドル=日本円でおよそ900億円の追加の軍事支援を表明しました。ロシアが併合に向けた手続きを完了したとみられる中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、停戦に向けた交渉を「不可能」とする法令を公表し、徹底抗戦する姿勢を示しています。一方、国連総会は、ロシアのウクライナ侵攻を協議する緊急の特別会合を10日に再開します。ウクライナなどが、ロシアによる併合宣言を非難する決議案を提出する見通しです。こうした中、イギリスの新聞、タイムズは4日までに、ロシアのプーチン大統領がウクライナとの国境近辺で核実験を計画しているとの見方があり、NATO=北大西洋条約機構が加盟国に警告したと報じました。一方、アメリカのホワイトハウスのジャンピエール報道官は4日、「核使用の準備をしている兆候は今のところは見られない」と述べました。

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