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トランプ氏の免責特権主張 米連邦最高裁の口頭弁論は4月に(2024年2月29日)

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アメリカ連邦最高裁は28日、トランプ前大統領が、2021年の議会襲撃事件を巡り、「免責特権」が適用されると主張していることについて、4月下旬に口頭弁論を開くと明らかにしました。トランプ氏は、2020年の大統領選の結果を覆すことを企て、議会襲撃事件を誘発したとして起訴されましたが、大統領在任中の「免責特権」を主張してきました。一審、二審で敗訴し、最高裁に上訴していて、最高裁は、「4月22日の週」に口頭弁論を実施するとの判断を下しました。最高裁が判決を出すまでは、刑事事件の裁判手続きは保留されるため、トランプ氏としては、11月の大統領選への影響を避けるための時間稼ぎに成功した形です。

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