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ウクライナ進軍続く ザポリージャ原発は外部電源復旧(2022年9月11日)

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ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、9月初め以降、ロシアから奪還した領土がおよそ2,000平方キロメートルに上ったと明らかにしました。

ゼレンスキー大統領
「前線では多方面で進軍が続いている。9月初旬からの現在までに約2,000キロメートルの領土が解放された」

ゼレンスキー大統領はこのように述べた上で「ロシア軍にとって退却こそ良い選択肢だ」と強調しました。
ウクライナ軍は10日に東部ハルキウ州の要衝イジュームの入り口に達したほか、バラクレヤを解放したと宣言するなど各地で攻勢を強めています。
一方、ロシア国防省は10日、イジュームとバラクレヤに展開していた部隊を、ドネツク州方面に再配置すると発表し、この地域からの撤退を事実上認めました。
こうした中、ウクライナ原子力企業エネルゴ・アトムは、ザポリージャ原発全体に電力を供給していた6号機の停止を決めたと発表しました。
必要な電力を外部から供給することが可能になったためとしています。
ただ、送電線が再び損傷した場合、原発は冷却に必要な電力を非常用ディーゼル発電機に頼ることになりますが、燃料備蓄は限られていると警告しました。

#ウクライナ #ゼレンスキー大統領 #ロシア #ハルキウ州 #ドネツク州 #ザポリージャ原発


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