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ウクライナ国内外退避者1,000万人迫る 米が国連安保理会合要請のロシア非難 ロシア極超音速ミサイル砲撃か(2022年3月19日)

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ロシアによる侵攻で、国内外へ避難したウクライナ人が18日、1,000万人近くに達しました。ウクライナの人道危機の深刻さが浮き彫りになっています。
IOM=国際移住機関は18日、ロシア軍の攻撃などで家を追われたウクライナ国内の避難者が16日時点で648万人になったと発表しました。
国連も18日までに国外に避難した人が327万人に達したとしていて、国内外の避難者は合わせて975万人と、ウクライナ総人口の2割以上になりました。
IOMはさらに1,200万人以上が危険地域から逃れられず、立ち往生していると推定しています。
こうしたなか、国連の安全保障理事会は18日、公開の会合を開きました。
ロシアがアメリカはウクライナで生物兵器の開発に関わっているとして開催を要請し、「アメリカ国防総省が監督する危険な計画の情報を発見した」と改めて主張しました。
これに対しアメリカは「化学兵器使用の歴史があるのはロシアの方だ」と批判し、「ウクライナの人々に対して化学兵器や生物兵器の使用を計画している可能性がある」と警鐘を鳴らしました。
また、ロシア国防省は19日、極超音速ミサイル「キンジャール」でウクライナ西部の軍事施設を破壊したと発表しました。

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