イタリア南部の沖合で26日、中東からの移民を乗せた木造船が悪天候で難破し、これまでに少なくとも59人の死亡が確認されました。地元当局などによりますと、船にはアフガニスタンやパキスタンなどからの移民が150人から180人乗っていて、トルコからヨーロッパを目指す途中で岩に衝突し、船が大破したということです。およそ80人の生存者が浜辺で発見されましたが、これまでに生後数カ月の赤ちゃんを含む59人の死亡が確認されました。死者はさらに増える可能性があります。イタリアは地中海を密航する移民や難民が到着する主な国のひとつになっていて、イタリアのメローニ首相は「このような悲劇を繰り返さないためにも、不法移民の取り締まりの強化を続けていく」との声明を発表しました。
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