アメリカのIT大手アップル、グーグルの持ち株会社アルファベット、アマゾン・ドット・コムの3社が2日発表した去年10月から12月期の決算は、3社とも1年前と比べ減益となりました。アップルは減収減益で、純利益は1年前から13%減少しました。中国のゼロコロナ政策がアイフォーンなどの生産に影響し、売上高は1年前からおよそ5%減少しました。アルファベットは、広告収入の低迷などで34%の減益でした。また、アマゾンは売上高は9%増で過去最高でしたが、投資先の株式評価損が響き、98%の減益となりました。金融引き締めに伴う景気後退が懸念される中、アメリカの調査会社によりますと、アメリカに拠点を置く企業などが発表した1月の人員削減数は、前の月のおよそ2.4倍となる10万2,943人で、2020年9月以来の高い水準となりました。
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