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のん、“目と唇がいっぱい”個性派ファッションで登場 コトリンゴの生歌に「息をするのを忘れた」 映画「この世界の片隅に」プレミア試写会舞台あいさつ2

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 女優ののん(能年玲奈を改名)さんが11月8日、劇場版アニメに声優として初主演した「この世界の片隅に」(片渕須直監督)のプレミア試写会に、目や唇がちりばめられたデザインのワンピースに、大きな花のネクタイという個性的なコーディネートで登場。映画のテーマ曲を担当したシンガー・ソングライターのコトリンゴさんの歌声に、「息をするのを忘れた」と感激していた。
 イベントでは、コトリンゴさんがオープニング曲の「悲しくてやりきれない」と、エンディング曲「たんぽぽ」の特別バージョンを生披露した。のんさんは「すごくて……。歌声が聞こえた瞬間に、心臓がぎゅっとされたような(気分になって)、息をするのを忘れてしまった」と感激。片渕監督は「2010年にコトリンゴさんの『悲しくてやりきれない』に出会って、この映画に使わせていただこうと思っていた。6年分の思いが込み上げてしまった」と涙で振り返っていた。
 「この世界の片隅に」は、こうの史代さんが「漫画アクション」(双葉社)で連載し、09年の「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞したマンガが原作。戦時中、世界最大の軍港といわれた広島・呉に嫁いできたすず(のんさん)は、ささやかな生活を送っていたが、呉は大規模な空襲に襲われ、すずの大切なものが失われていく。そして広島に原爆が投下された昭和20年の夏を迎える……というストーリー。11月12日公開。
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演芸 - Entertainment
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