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なぜ復刊?天皇陛下のイギリス留学記『テムズとともに』担当編集者に聞く読みどころ【皇室ちょっといい話】(97)(2023年4月21日)

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2023年4月20日東京・新宿の書店には、復刊された天皇陛下の英国留学記『テムズとともに』がいち早く並んでいた。永らく絶版になっていて、古本市場では定価より高く売られていたこともあった本だ。学習院創立150周年記念事業の一環で当初初刷り1万部で復刊する予定だったが、注文が相次ぎ初刷りは7万部にまで膨らんだ。「ベストセラー作家でも通常3万部ぐらい」と出版関係者も驚く話題の書だ。全国の紀伊国屋書店の予約を集計すると、村上春樹さんの新作より事前の予約が多かったという。編集担当者に聞く読みどころは?「私にとって青春の記録である」と、陛下は復刊に寄せて振り返られた?書き下ろされた復刊に寄せてで陛下が伝えたかったこととは?出版案内で編集者が引用している「推し」部分を、旧版から親しんだ水原アナウンサーが朗読する。みずみずしいイギリスの情景と陛下の若き日の思いがきっと伝わる1冊を手にとって…。

「この本によって、海外へ行ってみたい、あるいは、海外へ留学してみたいと思う人が1人でも増えれば、それは、私にって大きな喜びである」。

新見多一(皇室担当デスク)×水原恵理(BSテレ東『皇室の窓スペシャル』担当)

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