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そごう・西武の売却巡り即時抗告(2023年4月5日)

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セブン&アイ・ホールディングスが傘下の百貨店「そごう・西武」をアメリカの投資ファンドに売却することを巡り、そごう・西武の社員と元社員が売却差し止めの仮処分を求めていましたが、却下されたため、即時抗告しました。そごう・西武を巡っては、アメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」への売却が去年11月に基本合意されましたが、社員ら2人が売却の差し止めを求める仮処分を申し立てていました。社員側はそごう・西武が保有する西武池袋本店などの不動産価値に比べて、譲渡価格が不当に安いなどと主張していましたが、東京地裁は3月、「負債の額も考慮すべきで、譲渡価格が著しく不合理なものとは認めがたい」と申し立てを退けていました。社員側は売却差し止めを求める本訴訟も今月中に起こすとしています。
社員側の弁護士「押しも押されもせぬ大企業の経営者が、1社か2社のアクティビストに言われて大慌てでずさんな形、乱暴な形で、社会や従業員や関係者に迷惑かけようと何しようととにかく売ってしまえという乱暴な売り方。会社が公器であることを忘れている。大企業であるほど経営者は責任あると強く言いたい」

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