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【記者中継】政府、引き続きミサイル発射に警戒(2023年5月31日)

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北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けた、日本政府の反応を伝えてもらいます。国会記者会館から利光記者の中継です。

利光記者:
日本政府はミサイル発射直後、松野官房長官が情報収集のために官邸入りするなど対応にあたりました。岸田総理大臣は午前7時半頃に官邸に入りました。その後、浜田防衛大臣や林外務大臣などとともに、NSC=国家安全保障会議を開き、今回のミサイル発射の分析などを行いました。


松野官房長官「このような弾道ミサイル発射は、関連する安保理決議に違反するものであり、わが国としては北朝鮮に対して厳重に抗議し、強く非難しました。」

松野官房長官は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮側に抗議したと明らかにしました。また自衛隊による破壊措置は実施しておらず、現時点で被害の報告はないということです。一方、北朝鮮メディアができるだけ早い時期に2回目の発射を行うとしている中、浜田防衛大臣は引き続き、警戒していく考えを示しました。

浜田防衛大臣「まだ期間が残っているので、対応はしっかりしていきたい。」

日本政府としては北朝鮮側が発表した通報期間である来月11日までは、自衛隊による警戒態勢は維持する方針です。

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