日本の重要課題であるデフレ脱却のためにも、一刻も早い再稼働が望まれる原子力発電所。しかし反対派は、「核のゴミ」を未来の世代に押しつけてはならないと主張し、強硬な反対姿勢を崩そうとしない。ところが日本では、核燃料サイクルをさらに発展させ、核廃棄物の量と毒性と半減期を大幅に低下させる技術に目途が付き始めており、さらに高度先進医療への応用も実用段階に達しているのである。今回は、ご自身も原発で勤務した経験がある三井田孝欧氏をお招きし、京都大学原子炉実験所で研究が進められている『核燃料サイクル・分離核変換路線』について御紹介していただきます。
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