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「格差是正の姿勢が失われている」7月参院選“1票の格差” 東京判決は10月18日(2022年9月12日)

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原告側 升永弁護士「格差是正の姿勢は失われたとなると、令和2年の最高裁の判断基準によっても違憲状態が下されるのでは」

「1票の格差」を是正せずに行った7月の参院選は憲法違反だとして、弁護士らのグループが選挙の無効を求めた裁判の第1回口頭弁論が東京高裁で開かれ、原告の弁護士らは「格差の是正への姿勢が失われている」と主張しました。
今回の参院選では「1票の格差」が最大で3.03倍となり、最高裁で「合憲」と判断された前回2019年の参院選の3.00倍からやや拡大しました。
12日の裁判で、被告の選挙管理委員会側は「格差が3倍を超えているのは3選挙区だけで、合憲性は維持されている」と反論し、請求の棄却を求めました。
裁判は即日結審し、判決は10月18日に言い渡される予定です。
参院選の1票の格差を巡っては、2つの弁護士グループが全国14の高裁とその支部に同様の裁判を起こしていて、判決期日が決まったのは3例目になります。

#1票の格差 #参院選 #東京高裁

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