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「性暴力撲滅」弁護士をセクハラ提訴 元依頼女性「立場利用し強要」(2023年3月3日)

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演劇業界などのハラスメント撲滅活動に取り組んでいた馬奈木厳太郎弁護士からセクハラ被害を受けたとして、舞台俳優の知乃さんが1,100万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴しました。訴状などによりますと、馬奈木弁護士は、知乃さんが代表を務めるハラスメント撲滅団体の顧問を務めていたほか、民事裁判の代理人弁護士をしていましたが、そうした状況を背景に性的関係を求める言動を続け、知乃さんにとって、不本意な性交渉をしたということです。知乃さんは会見で、環境や立場を利用されたと訴えました。馬奈木弁護士は提訴に先立ちコメントを発表し、「数年来の知り合いで食事なども共にし、好意を抱いてしまいました。依頼を受けていた裁判の対応にまで言及して、追い込み苦しめてしまいました。人として許されない行為で、深く謝罪いたします」としています。
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