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「ノババックス」ワクチンを薬事承認(2022年4月19日)

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厚生労働省はアメリカの製薬会社ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンを薬事承認しました。
国内では4つ目の新型コロナワクチンになります。
ワクチンは、ノババックスから技術移転を受けた武田薬品工業が山口県内の工場で国内向けに製造します。

後藤厚労大臣「武田ノババックスワクチンは国内で製造が行われる、非メッセンジャーRNAワクチンで
ありまして海外の輸出規制の可能性に備えて、ワクチン供給の安定性を確保するとともに、
実績がある組み換えタンパクワクチンであることも踏まえまして、ワクチンの種類の多様性を図るために、
1億5,000万回分について昨年9月に購入したものでございます」

正式な承認に先立ち後藤厚労大臣は会見でこのように述べたうえで、
ファイザーやモデルナなどのメッセンジャーRNAワクチンにアレルギーがある人が接種する事を想定して
5月の末にも10万回分を配送する考えを示しました。
早ければ5月中にも接種が始まります。
一方で、すでに契約を結んでいる1億5,000万回分の残りの使い道については、
「厚労省の審議会での今後の議論を踏まえて判断したい」と述べるにとどまりました。

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