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「そして父になる」初日舞台あいさつ

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歌手で俳優の福山雅治さんの主演映画「そして父になる」(是枝裕和監督)がハリウッドでリメークされることが28日、明らかになった。ハリウッド版はドリームワークスが製作する。同日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で行われた初日舞台あいさつで発表されたもので、福山さんは「監督、おめでとうございます。うれしく、光栄に思っています。どんなふうにリメークされるんでしょうね?」と喜んだ。

 舞台あいさつでは、是枝監督が米ロサンゼルスから国際電話でハリウッド版のリメークを発表。スティーヴン・スピルバーグ監督の「パワフルな人間ドラマに感銘を受けた」という同作を絶賛するコメントも紹介された。

 「そして父になる」は6歳の息子が、実は出生時に病院で取り違えられていた他人の子供だったことを知らされた父親の葛藤や苦悩を描いた作品。福山さんは初の父親役に挑戦し、真木よう子さんや尾野真千子さん、リリー・フランキーさん、二宮慶多くんらが出演。

 同作は、5月に仏で開催された「第66回カンヌ国際映画祭」で審査員賞を受賞したことも話題となった。同賞は、1987年の第40回カンヌ国際映画祭で三國連太郎さんが監督した「親鸞 白い道」が受賞して以来26年ぶり、カンヌのコンペティション部門で日本映画が受賞するのは河瀬直美監督の「殯の森」以来6年ぶりだった。(毎日新聞デジタル)
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演芸 - Entertainment
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