東京医科歯科大学は世界で初めて「触覚」を持った手術支援ロボットで手術を行い、無事終了したと発表しました。ロボットは手術で使う鉗子という道具にかかる力を執刀医に伝える、世界で初めてという機能を持っています。例えば、がんの硬い組織と健康なやわらかい組織の違いもリアルに伝わるため、自分の手で直接手術しているような感覚が得られ、安全性が向上するということです。今回、手術は大腸がん患者に対して行われ、手術時間は2時間58分で術後の経過は順調だということです。価格はこれまでのロボットより安く、軽量化されているため、医科歯科大学などは今後、より多くの現場で利用が進むのでは、としています。
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