SMBC日興証券の相場操縦事件で、元執行役員の杉野輝也被告が初公判で起訴内容を認めました。検察側は杉野被告が、違法な買い支えを了承していたと指摘しました。SMBC日興証券元執行役員の杉野輝也被告は、小糸製作所の株価を維持するため、違法な買い支えをした相場操縦の罪に問われていて、28日の初公判で起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で、杉野被告が元エクイティ部長の山田誠被告に対し、株価維持のための買い付けが問題とならないか尋ねたところ、投資目的であるかのように取り繕った虚偽の説明をするとの回答をうけ、これを了承したと指摘しました。一方弁護側は、「相談は受けたが、どのような買い注文をしたかは知らなかった」と主張しました。
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