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G20財務相会議閉幕 共同声明で保護主義に懸念 世界経済に下振れリスク

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アメリカのワシントンで行われたG20=20の国と地域の財務相・中央銀行総裁会議が24日、閉幕しました。共同声明では、世界経済がソフトランディングする見通しを示しつつも複数の課題が残ると指摘しました。会議には日本から加藤財務大臣のほか、日銀の植田総裁が出席しました。共同声明では、世界経済の見通しについて、「経済活動は世界の多くの地域で予想以上に底堅さを示している」としつつも、「成長は国々の間で不均衡が大きく、格差拡大のリスクとなっている」などと強調しています。また、戦争や激化する紛争、経済的分断をリスクに挙げ、保護主義の強まりに懸念を示しました。加藤財務大臣は閉幕後の記者会見で円安圧力が再び強まっている外国為替相場に関し、「過度な変動に注意を払う必要がある」と会議で主張したことを明らかにしました。
加藤財務大臣「足元では、為替市場などの金融市場の変動は引き続き高い状況が続いており、為替市場での過度な変動に注意を払う必要がある」

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