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NY原油 6月物も急落 供給過剰懸念強く

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新型コロナウイルスの影響で原油の需要が大きく落ち込む中、ニューヨーク市場で21日、
原油価格の指標となるWTIの6月物は前日に比べて、40%以上大きく下落しました。

ニューヨーク市場では21日、WTIの6月物が前日と比べ、43%の大幅な下落となり、
終値は8ドル86セント安い、1バレル=11ドル57セントでした。
新型コロナウイルスの影響で需要が大きく落ち込む中、原油の貯蔵施設の不足も重なり、
下押し圧力となっています。こうした事態を受け、サウジアラビア政府は、国営通信を通じ、
「産油国と追加措置を講じる用意がある」と表明しました。

また、アメリカのトランプ大統領は、ツイッターで、
原油価格の急落で経営状況が悪化している国内の石油関連企業の
資金繰りの支援策を取りまとめるようムニューシン財務長官などに指示したことを明らかにしました。
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