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長澤まさみ、息子役に“新人俳優”抜てき ひざをなめる予告も 映画「MOTHER マザー」

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 女優の長澤まさみさんが主演を務める映画「MOTHER マザー」(大森立嗣監督、2020年初夏公開予定)で、長澤さん演じる主人公・秋子の息子役に、新人の奥平大兼(おくだいら・だいけん)さんが抜てきされたことが4月27日、明らかになった。奥平さんは、今作がスクリーンデビューで初めて受けたオーディションで見事、大役を射止めたという。

 奥平さんは、2003年9月20日生まれの16歳。東京都出身。趣味は芸術、洋楽、クラシック鑑賞など。特技は空手。空手初段で2012年に全国武道空手道交流大会「形」で優勝した経験がある。東京・渋谷駅の改札で所属事務所からスカウトされ、「勉強のために」と初めて受けたオーディションで、今回の大抜てきとなった。

 奥平さんは、当時のオーディションについて「勉強になればとオーディションを受けました。審査側の机は選考書類の山でしたし、絶対受かるわけがないと思っていたので、合格の連絡を聞いたときは、うれしいよりも驚きの方が大きかったです」と振り返っている。

 映画は実話を基にした作品で、ゆきずりの男たちと関係を持つことで、その場しのぎの生活を送る秋子(長澤さん)と、秋子の息子である周平(奥平さん)の姿を描く。身内からも絶縁され、次第に社会から孤立していく中で、母と息子の間に生まれた“絆”。それは成長した周平を一つの殺害事件へ向かわせる。周平が罪を犯してまで守りたかったものとは……というストーリー。秋子と内縁関係になるホストの遼は阿部サダヲさん、周平の幼少期は郡司翔君が演じる。

 奥平さんのほか、夏帆さん、皆川猿時さん、仲野太賀さん、木野花さんの出演も発表。またポスタービジュアルと本予告映像も公開された。映像では、秋子が周平のひざをなめるシーンなど、秋子のゆがんだ愛情が収められている。
Category
演芸 - Entertainment
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