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退職金への課税制度 「対応を検討する必要が生じてきている」 政府の税制調査会 答申に 岸田総理(2023年6月30日)

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政府の税制調査会は働き方の多様化や、少子化などの状況に対応した税制のありかたについて基本的な考え方を取りまとめて岸田総理に答申しました。
岸田総理「経済社会の構造変化について幅広く網羅された内容となっております。」
答申では、働き方が多様化し、フリーランスや、副業などが増えている現状を受けて「働き方に中立的な税制」の必要性が明記されました。そのために会社員が得る「給与所得」と個人事業主などの「事業所得」副業収入などの「雑所得」に対する課税のバランスを確保していく事が重要だとしています。また、現状では1つの企業に長く勤めたほうが有利になっている退職金への課税制度について「対応を検討する必要が生じてきている」と指摘しました。

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