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袴田事件 袴田さんに無罪判決 捜査機関に3つのねつ造認める

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1966年、静岡県で一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さんの再審=やり直しの裁判で静岡地裁は無罪を言い渡しました。判決では捜査機関によるねつ造が3つあったとしています。静岡地裁から中継です。
石津記者:
拘禁症状のある袴田巌さんの代わりに出廷した姉のひで子さんが証言台で弟の無罪判決をきき、涙ぐむ様子が見られました。また、廷内では拍手が沸き起こりました。静岡地裁で開かれたのは、58年前に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で死刑が確定した袴田巌さんの再審の判決です。これまでの裁判で最大の争点となっていたのは検察側が「犯行時の着衣」と主張する、味噌タンクから発見された「5点の衣類」の血痕の赤みでした。検察側は1年以上みそに漬かっていても「赤みは残りうる」と主張したのに対し、弁護側は「赤みは残らない」として捜査機関による捏造を主張し、真っ向から対立していました。26日の判決で静岡地裁は最大の争点である5点の衣類に残った血痕の赤みについて「1年以上みそ漬けされた場合赤みが残るとは認めらない」と指摘した上で「発見に近い時期に捜査機関によって血痕をつけるなどの加工がされたもの」と捜査機関のねつ造を認定しました。また、自白調書や袴田さんの実家から発見された5点の衣類の布についても捏造だと認め、袴田巌さんに対して無罪を言い渡しました。裁判長は最後にひで子さんに対し、「控訴の余地がある。裁判所は自由の扉を開けたが、この扉は確定しない限り閉まる可能性がある。裁判官として本当に申し仕分けないと思っている」などと言葉を詰まらせながら話しました。袴田さんの裁判を巡っては再審法の不備も影響し、事件発生から58年の年月がたっています。
ひで子さん「みなさまの応援のおかげでございます。本当に長い間ありがとうございました!」
検察側では、期限となる2週間以内に控訴するかどうか議論が行われる見込みです。

#袴田事件 #静岡地裁 #捜査機関 #袴田巌 #ねつ造

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