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袴田事件 再審求め最終意見陳述(2022年12月5日)

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1966年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で、死刑が確定した袴田巌さんの再審開始を巡り、東京高裁で最後の意見陳述が行われました。事件では、発生から1年以上後に、赤い血痕のついた衣服がみそタンクの中から見つかり、袴田さんが犯行時に着ていたものとされています。弁護団は、実験などから1年以上みそにつけると、血痕が黒くなることが確認されたとして、「捏造証拠の可能性が高い」と主張し、再審開始を求めました。

袴田ひで子さん「巌は56年間も無実を訴えてきた。どうか再審開始の判断をお願いします。」

弁護団によりますと、年度内にも再審開始の可否について決定が出る見込みだということです。
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