アメリカの労働省が発表した1月から3月期の雇用コスト指数は、前の期と比べて1.2%上昇しました。市場予想を上回り、伸びが加速しています。雇用コスト指数の伸び率は前の期から加速し、1年ぶりの高い水準となりました。賃金・給与は、1.1%のプラスでした。労働コストの上昇を背景にインフレ圧力の根強さが示されています。一方、民間調査会社コンファレンスボードが発表した4月の消費者信頼感指数は97.0で前の月から6.1ポイント低下しました。市場予想を下回り、2022年7月以来、1年9カ月ぶりの低い水準です。先行きを示す期待指数も低下し、3カ月連続で景気後退リスクを示唆する「80」以下の水準にとどまっています。
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