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米政府 イスラエル代表団派遣見送りに失望(2024年3月26日)

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国連の安全保障理事会が25日、パレスチナ自治区ガザでの即時停戦決議を採択した際、アメリカが拒否権を行使しなかったとして、イスラエル政府は、ガザ情勢を巡る協議でアメリカへの代表団の派遣を見送る決定をしました。これに対し、アメリカのカービー大統領補佐官は25日、「大変失望している」と述べました。そのうえで、カービー氏は、イスラム組織ハマスの掃討を続けるイスラエルを支援する方針は「変わっていない」と強調しました。また、決議案の採択に拒否権を行使しなかったのは、ハマスが拘束する人質の解放に向けたアメリカの立場が一定程度反映されているからだと説明し、イスラエル首相府が、アメリカを批判していることに「当惑している」と述べました。イスラエルは、代表団を派遣して、イスラエルが準備を進めるガザ最南部ラファへの、大規模な地上作戦について否定的なアメリカ側と代替案などについて協議する予定でした。

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