アメリカ西部ネバダ州の大学で6日に起きた銃撃事件で、死亡した3人のうち1人が、60代の日本人女性だったことが8日、わかりました。ネバダ大学ラスベガス校などによりますと、亡くなった日本人女性は、この大学で日本語や日本文化などを教えていた准教授のタケマル・ナオコさん69歳だったということです。6日に発生した銃撃事件では、タケマルさんのほか、教授と助教授の2人が死亡し、容疑者の男は、警官との銃撃戦のすえ射殺されました。大学は、ホームページに犠牲になった3人の写真を公表し、「決して忘れない」と追悼しました。アメリカのバイデン大統領は8日、ラスベガスで演説し、全米で銃犯罪が後を絶たない現状を「異常だ」と非難し、銃規制の強化を訴えました。
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