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眞子さまの結婚に初めて言及【ノーカット】記者会見と全映像・写真を解説付きで 「コロナに翻弄の1年も…」皇室ちょっといい話(25)天皇陛下61歳に(2021年2月23日)

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音声がない皇室映像。
宮内庁担当記者がどんなやり取りがあったか解説・再現する。
天皇陛下がきょう61歳の誕生日を迎えられ、宮内庁が提供した映像と写真のすべて、記者会見の様子をノーカットでお伝えする。
提供映像で両陛下が談笑されていた理由は?
記者会見で陛下は新型コロナについて「この1年はコロナに翻弄される1年だった。今しばらく痛みを分かち合い忍耐強く乗り越える先に明るい将来が開けることを心待ちにしております」と率直に述べられました。
眞子さまの結婚延期問題についても天皇誕生日の会見で初めて言及されました。陛下は「国民の間で様々な意見があることは私も承知しております」とした上で、「多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と2018年の秋篠宮さまの誕生日会見の言葉を引用する形で述べられました。秋篠宮さまは2020年11月には「結婚を認めるいうことです」と明言されていました。
記者会見は赤坂御所の「日月の間」で行われ、陛下の前には大きなアクリル板が用意されました。記者も1社1名と最小限の数が取材しました。記者会からは当初5問の質問を用意し、質問に対して陛下は、A4判の紙にびっしりと回答を準備されていました。会見の場では、宮内庁長官らも同じ紙を持っていて、目で追っているようでした。紙をめくった回数は確認できる限りで10回でした。カメラによる収録は3問目までで、その他の2問と関連する枝質問を末尾に掲載します。
新見多一(皇室担当デスク)×水原恵理(BSテレ東『皇室の窓スペシャル』担当)

■「誕生日」シリーズ
(21)佳子さまと赤坂御用地の絶景(12月29日)
https://www.youtube.com/watch?v=DCesCzP6Xcc&list=PLirT2ByBZWrNI765z-ZzoYOJyY5hZ3snm&index=2
(20)上皇さま終戦直後の思い出(12月23日)
https://www.youtube.com/watch?v=ivUMurQXvck&list=PLirT2ByBZWrNI765z-ZzoYOJyY5hZ3snm&index=3
(18)皇后さまの柚子柄の手ぬぐい(12月9日)
https://www.youtube.com/watch?v=VkQzKvsmXGQ&list=PLirT2ByBZWrNI765z-ZzoYOJyY5hZ3snm&index=5
(17)愛子さまと犬(12月1日)
https://www.youtube.com/watch?v=9ILvJ3tMILU&list=PLirT2ByBZWrNI765z-ZzoYOJyY5hZ3snm&index=6
(16)秋篠宮さまご一家の赤と茶のトータルコーデ(11月30日)
https://www.youtube.com/watch?v=rWnd5hXtkcc&list=PLirT2ByBZWrNI765z-ZzoYOJyY5hZ3snm&index=7
(11)眞子さま姉妹でインスタントカメラ(10月23日)
https://www.youtube.com/watch?v=bfSpK8-zZcA&list=PLirT2ByBZWrNI765z-ZzoYOJyY5hZ3snm&index=12
(10)上皇さま「年齢を前向きに」周囲をはっとさせる発言も(10月20日)
https://www.youtube.com/watch?v=rvT9aBMB3dk&list=PLirT2ByBZWrNI765z-ZzoYOJyY5hZ3snm&index=13
(6)紀子さまとカリンの木(9月11日)
https://www.youtube.com/watch?v=Il4fd-R7G5k&list=PLirT2ByBZWrNI765z-ZzoYOJyY5hZ3snm&index=17
(5)悠仁さまとカメラ談義(9月6日)
https://www.youtube.com/watch?v=npSyTmURqVo&list=PLirT2ByBZWrNI765z-ZzoYOJyY5hZ3snm&index=18

■撮影されなかった主なやり取りは以下の通り。
(問4)現在,皇位継承は男性に限られていますが,長い歴史の中では女性が天皇になった事例もありました。一方,ヨーロッパの王室では近年,性別に関係なく長子を優先して継承する動きが広がっています。皇室の歴史や伝統と,世界的に進むジェンダー平等や女性の活躍推進の動きについて,陛下はどのようにお考えでしょうか。
陛下)御質問において言及されたようなヨーロッパの王室などにおける状況はよく承知しています。しかし,昨年も申し上げたとおり,制度に関わる事項について,私から言及することは控えたいと思います。

(問5)この1年を振り返って印象に残った出来事。間もなく東日本大震災から10年になります。
陛下)この1年は,新型コロナウイルス感染症が猛威を振るいました。新年のビデオメッセージでも述べたとおり,私も雅子も,この感染症がなかなか収束しない状況を憂慮しております。また,この感染症の感染拡大の影響により,特に,多くの可能性を持つ若い人々が苦境に陥っていることや,女性や若者の自殺や家庭内暴力・児童虐待などが増加していることなども危惧しております。この1年,新型コロナウイルス感染症の様々な影響に苦しんでいる方々の思いや置かれている状況をより深く理解し,寄り添えればとの気持ちから,様々な分野の専門家や現場で対応に当たられている方々から,雅子と共にお話を伺ってきました。高齢者や障害者,あるいは生活困窮者や生活困窮世帯の子供たちなどの現状について理解を深めるとともに,たくさんの方が,社会的に弱い立場にいる人々を支え,その命と暮らしを守るために力を尽くしていることを大変有り難く思いました。そのような方々が,自らも感染症による負担や苦労を強いられる中で,なおも大勢の他者のために尽くす姿に大変感心いたしました。教育現場では,多くの学校行事が中止とならざるを得ませんでした。長引く感染症の流行への対策を継続することは努力を要します。自らのできる範囲で感染の拡大防止に努める多くの皆さんに感謝いたします。親族・友人など親しい人との直接的な接触を避け,暮らしの隅々に注意を払う生活にはストレスを感じる方も多いと思います。英国で,歩行器の補助を必要としながらも,新型コロナウイルス感染症に対応する医療従事者を支援するため,100歳の誕生日までに自宅の庭を歩いて100往復する活動により多額の寄付金を集め「キャプテン・トム」の愛称で知られるようになったトム・ムーアさんの行動とムーアさんへの爵位授与,そして,今月,ムーアさんが新型コロナウイルス感染症で残念ながら亡くなった際に,多くの人がその死を悼み,深く印象に残りました。ムーアさんは,生前「明日はきっとよい日になる」との言葉を残しています。これらの感染症を克服するには,一国のみの努力では不十分であり,国際的な協力が不可欠であることを改めて認識させられています。昨年7月には,豪雨により,熊本県を中心に,多くの尊い命を失われたことが痛ましい記憶として刻み込まれています。気候変動由来と見られる自然災害の巨大化・広域化が懸念されます。今年は戦後75年の節目の年を迎え,戦争の悲惨さと平和の尊さを今後とも心に刻んでおかなければならないとの思いを新たにいたしました。また,先の大戦で世界で唯一の被爆地となった広島,長崎には永く心を寄せていきたいと思います。東日本大震災からもう10年が経とうとしていますが,この震災が2万人を超える死者・行方不明者をもたらし,各地に甚大な被害を及ぼしたことは,今思い出しても胸が痛みます。確かにインフラ面では再建が日々進んでいますが,御家族など親しい方が亡くなられた方々,避難を余儀なくされ,家族や友達が離散してしまったり,生活環境が一変してしまった方々のことを考えると,震災からの傷がまだ癒えていないというような気がいたします。つい最近の,今月13日には,マグニチュード7を超える地震が福島県沖においてありました。被災された皆様に心からお見舞いをお伝えいたします。報道では,10年前を思い出したとの声も多く聞かれました。私も雅子も,今後とも被災地の方々の言葉に耳を傾け,被災された方々の力に少しでもなれるよう,被災地に永く心を寄せていきたいと思っています。そしてまた,機会があれば,10年を超す歳月を経た被災地を訪れてみたいと願っております。
(関連質問)

(問1)眞子様と小室さんの結婚の問題について,陛下は「多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願います」というふうに述べられました。そのためには何が必要とお考えになりますでしょうか。
陛下)この件に関しましては,先ほど申し上げたこと以上のことは,今はお答えは差し控えさせていただきたいと思います。

(問2)2問目の質問で愛子様の現在の御様子についてお伺いいたしましたが,愛子様の将来の御結婚については,陛下はどのようにお考えでしょうか。
陛下)愛子は先ほども申しましたとおり,大学生活も始まったばかりですので,今後ともいろいろなことを学びながら,自分としての視野を広めていくことになると思います。私もその過程でいろいろなことを恐らく相談に乗ることと思いますので,結婚のことも含めて,いろいろ将来のことも話し合う機会というものがあるかと思います。

(問3)昨秋以降,オンラインの活動を陛下も始められています。
陛下)現在の新型コロナウイルス感染症の感染状況では,三密を避ける,つまり人と人との交流というものが閉ざされてしまって,言ってみれば本当に日常生活が大きく変わったというふうに感じます。今,自分ができることはいったい何なんだろうかということを常に考えながら,日々を過ごしてきたように思います。その過程でもって,オンラインというものもいろいろ普及してきましたし,先ほどもお話ししましたように,水の関係の国際会議で実際にオンラインをやってみたところ,人と人とのつながりというものを肌で感じることができましたので,宮内庁ともいろいろ相談をしながらオンラインで,皆さんとつながっていくということを考えるに至ったわけです。ですから,オンラインはそれなりの課題というものも,先ほどお話ししたようにあると思いますけれども,これからはそういうものを使っていきたいというふうに思っております。

#皇室ちょっといい話#天皇誕生日#眞子さま#山#地球環境#誕生日
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