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殺人事件被害者遺族についてSNSで不適切投稿した裁判官に44万円賠償命令 東京地裁(2023年1月27日)

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仙台高裁の岡口基一判事からSNSなどで侮辱されたとして、女子高生が殺害された事件の遺族が損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は44万円の支払いを命じました。判決で東京地裁は、岡口判事が「無残にも殺された17歳」などと投稿したことを「軽率のそしりを免れず、現職裁判官に課された義務に違反」すると指摘しつつ、「不法行為とは認められない」としました。一方、「遺族は俺を非難するよう洗脳されている」などとした投稿は「名誉を違法に毀損する」として、岡口判事に44万円の支払いを命じました。

遺族「洗脳発言については、しっかり判決で認めてもらい、よかった。その他については、ちょっと理解できない部分も多々あった」

岡口判事は、裁判官を辞めさせるかを決める弾劾裁判が続いています。
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ニュース - News
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