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政倫審巡り与野党協議 公開の是非や質疑時間で折り合いつかず(2024年2月26日)

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自民党の派閥パーティーをめぐる政治資金事件を受け、衆議院の政治倫理審査会は、幹事会を開き開催に向けた条件を話し合いました。ただ、公開の是非などについて与野党の折り合いがつかず、協議が続いています。政倫審を巡る協議で、与党側は当初、原則通り全面非公開としていましたが、26日、議員の傍聴に限って認める案を提示しました。これに対し、野党側は全面公開を求めていて、議論は平行線をたどっています。また、質疑時間をめぐっても与野党双方の主張に隔たりがあり、折り合っていません。
立憲民主党 寺田政倫審筆頭幹事「国民の皆さんに直接説明責任を果たすということに対する重要性をご理解いただけてないのは大変残念なこと」
政倫審の公開の是非について、岸田総理大臣は衆議院の予算委員会で、国会で決めることだとした上で、次のように述べました。
岸田総理「完全な非公開というのは過去長い歴史の中でも1件しかないというのが実情。こうした中で説明責任を尽くす観点から最良の方法がとられることを期待している」
その上で、出席する意向を示している、安倍派幹部などの5人に対して、「しっかりと説明責任を果たしてもらいたい」と強調しました。

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