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性的少数者を自認するだけで「犯罪者」に…ウガンダ反同性愛法案可決で「死刑」の可能性も(2023年3月31日)

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アフリカ東部ウガンダの議会で3月21日、LGBTQなど性的少数者に関する「世界最悪」とも称される「反同性愛法案」が可決された。ウガンダではもともと同性愛行為が禁止されているが、この法案は個人が性的少数者であることを認めることも犯罪とし、最大で10年の禁錮刑が科される。さらにHIV感染者の同性と関係を結ぶなどの「重度の同性愛」に対しては死刑が科される可能性もあるという。ウガンダでは同性愛に対する反感が根深いため、法案が可決されたことを好意的に受け止める声が大多数だ。しかしこの法案は性的少数者の人権を侵害するとして反対する人もいるほか、国際社会からも批判の声が相次いでいる。一方で日本では、同性愛者への迫害を理由に来日したウガンダ国籍の30代女性が国に難民不認定処分の取り消しを求めた訴訟で、大阪地裁は「帰国すれば迫害を受ける恐れがある」として国に処分を取り消すよう命じた。国が期限までに控訴しなかったため、この女性を難民として認定するよう命じた大阪地裁の判決が確定した。

ディレクター:佐藤くらら
編集:上野潤平
プロデューサー:矢田典隆

#ウガンダ #LGBTQ #反同性愛法案 #性的少数者 #ムセベニ大統領 #難民

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