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天皇ご一家の新年映像【速報】愛子さま新年祝賀の儀でティアラ着用されず ウサギに鶴に…鶏はなぜ？天皇陛下の新年感想の要旨【皇室ちょっといい話】(88)（2023年1月1日）

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ava
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音声がない皇室映像。どんな様子だったのか、宮内庁担当記者が解説する。
１、まもなく行わる新年祝賀の儀で、女性皇族がティアラを着用されないことを宮内庁がたったいま発表した。愛子さまが新年祝賀の儀で、ほかの女性皇族と並んでティアラを披露されることもなくなった。愛子さまは、ご自身のティアラを制作しておらず、黒田清子さんのものを借用されたままだ。ティアラの着用は自らの成年行事を除いてまだない。
２、また2023年の新年を迎えるにあたって宮内庁は恒例の天皇ご一家の映像を公開した。地方訪問等が復活したが、ことしもご家族ごとの撮影となった。
　両陛下と愛子さまの映像で冒頭に出てくるのは杉田禾堂（すぎた・かどう）原型で鋳造された白銅製の『兎（うさぎ）』。
ことしの干支にちなんだもので、秩父宮家が三の丸尚蔵館に1996年に遺贈したものだ。冊子は川端玉章・村瀬玉田の『画帖』（3冊組のうち甲巻）。ご覧になっているのは村瀬玉田「兎」だ。見開きのページになっており、横には川端玉章「牡丹」がある。前後のページにも川端玉章「百日紅」などの名画があり、陛下がめくられている。陛下が説明をされているのは画帖の取扱いで、端の方を触ってページをめくることなどについてと見られる。
　上皇さまは去年新婚時思い出の建物である仙洞御所に引っ越された。撮影場所は鶴溜りだ。鶴が豪華絢爛に描かれている。鶴は正月にふさわしい縁起の良いモチーフだ。
　秋篠宮さまがめくられているのは英国王立植物館(キューガーデン)で開催された「フローラ・ヤポニカ」展の図録で、序文を寄せたという。映像の頭上には鶏の絵が飾られている。秋篠宮邸の改修終了時に公開されたときにはなかったものだ。干支とは関係がないが、秋篠宮さまが鶏に強い関心をお持ちのことが伺える。なお、秋篠宮家では仮住まいを引き続き今後も「分室」として利用することになった。改修した秋篠宮邸は本邸となる。分室と本邸を合わせて総合的・一体的に秋篠宮邸である。引き続き今後も人数が多い行事は赤坂東邸を使われるという。赤坂東邸は皇族共用の施設だが、いまも秋篠宮ご夫妻のゆかりの物が置かれている。
　去年の映像とは違い、3家族とも、仮住まいからそれぞれの本来のお住いでの撮影が今年はかなった。
３、天皇陛下のご感想「新年に当たり」
　4つの段落で構成されており、要旨は以下の通りである。
①自然災害やコロナ、さらには物価高など国民生活
②沖縄の本土復帰50年を機にした国際平和の大切さ
③地方訪問の再会と人々との触れ合い
④希望の年を祈念
新見多一（皇室担当デスク）×水原恵理（ＢＳテレ東『皇室の窓スペシャル』担当）

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