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国会21日閉会 “重要法案”成立も政権に不安要素(2023年6月21日)

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通常国会は会期を延期せず、21日閉幕します。いまの国会では、会期内で政府提出法案がほぼ成立した一方、岸田政権には新たな不安要素も表面化しています。国会記者会館から中継です。
横堀拓也記者:
いまの国会では、最重要法案と位置付けられた防衛費増額に向けた財源確保法をはじめ、改正入管法など政府提出法案60本のうち、58本が成立しました。岸田総理大臣の衆議院解散をめぐる発言が注目された今の国会ですが、この発言によって、野党が揺さぶられ、最終盤で重要法案が成立したとの見方がある一方、岸田総理が自ら解散風を吹かせて、見送ったことから解散権をもてあそんだという批判の声も上がっています。さらにここにきて新たな火種となっているのが、マイナンバーをめぐる相次ぐトラブルです。
山口代表「再発防止策をしっかり原因を究明して確立する。与党として強く後押しして、国民の期待に応えたい」
政府は21日午後、岸田総理や河野デジタル大臣も出席する「マイナンバー情報総点検本部」を開く方針で、問題への対応を加速化させたい考えです。ただ立憲民主党は、この問題をめぐって、岸田総理出席の閉会中審査を求めています。支持率が下落傾向にある岸田政権が国民の信頼を回復できるかは、この問題への対応にかかっていると言えそうです。

#国会 #財源確保法 #入管法 #解散 #岸田総理 #山口代表 #河野 #マイナンバー #閉会中審査

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