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劇症型溶連菌過去最多に 半年で患者977人

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国立感染症研究所は11日、「溶連菌=溶血性レンサ球菌」が原因で、致死率が3割から7割と極めて高い「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の2024年の患者数が977人となったと発表しました。1999年の感染症法による届け出開始以降、過去最多だった去年の941人を半年で上回りました。溶連菌は一般的に咽頭炎などを引き起こす細菌ですが、まれに劇症化して手足の壊死(えし)や多臓器不全を伴うショック症状に至ることがあり、「人食いバクテリア」とも呼ばれ、症状が出てから急激に悪化するのが特徴です。専門家は、感染の疑いがあれば早期に医療機関を受診するよう呼びかけています。

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