大手自動車メーカーのエアバッグの偽造品を販売していたなどととして、パキスタン国籍の男4人が逮捕されました。偽造エアバッグの摘発は、全国で初めてということです。商標法違反の疑いで警視庁に逮捕されたのは、中古車販売業者の社員で、パキスタン国籍のイスラール・ミアン・アリ容疑者(36)ら4人です。警視庁によりますと、偽造エアバッグは、「トヨタ」や「日産」「ホンダ」製を装っていて、イスラール容疑者らが製造していたとみられています。メーカーが確認したところ、「衝突時、適切に作動しない可能性があった」ということです。偽造エアバッグは、ネットオークションで正規品の半分以下の価格で販売されていて、2022年10月ごろまでのおよそ1年半で、900点あまりを出品、およそ1,700万円を売り上げたとみられています。偽造エアバッグの摘発は、全国で初めてということです。
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