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トランプ「原油の戦略備蓄積み増し検討」

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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、週明け20日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は急落し、史上初めてマイナス価格での取引となりました。
20日の原油先物相場では、指標となるWTIの5月物が大幅に下落し、1バレルあたりマイナス37.63ドルと、初めてマイナスで取引を終えました。
新型コロナウイルス感染拡大をめぐってアメリカでは外出制限で車の利用が減少したため、ガソリンの出荷量が半減するなど原油の需要が急速に落ち込んでいます。
原油の在庫が増え、貯蔵する場所がほとんど無くなっていることから買い手がつきませんでした。
一方で、6月物や12月物の価格には大きな変動はありませんでした。
これを受けてアメリカのトランプ大統領は20日、「政府の原油戦略備蓄を最大7,500万バレル積み増すことを検討している」と明らかにしました。
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