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ウクライナのダム爆発で国連安全保障理事会が緊急公開会合(2023年6月7日)

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ウクライナ南部のカホフカ水力発電所のダムが爆発し決壊したことを受け国連安全保障理事会は6日、緊急公開会合を開きました。決壊の原因が明らかでない中、欧米は名指しでのロシア非難を避けつつも、責任追及の構えを見せました。緊急公開会合で日本や欧米はロシアによるウクライナ侵攻がダム決壊につながったと批判し、ロシア軍の撤退を改めて要求しました。これに対しロシアはウクライナ側の関与を主張しました。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、ロシア軍がダムを破壊したと非難し、国土の安全を回復するには戦いに勝つことが必要だと訴えました。これに対し、ロシアのペスコフ大統領報道官は6日、ダム決壊は「ウクライナ側による故意の破壊行為だ」と主張し、クリミア半島に水を送る運河の水の量を減らし「クリミアから水を奪う」のが目的だと述べました。こうしたなか、ワシントン・ポストは6日、ロシア産の天然ガスをヨーロッパに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」で去年9月に起きた爆発に関して、ヨーロッパの情報機関が事件の3カ月前にウクライナ軍による秘密攻撃計画を察知し、アメリカのCIA=中央情報局と情報を共有していたと報じました。

#ウクライナ #カホフカ水力発電所 #ダム決壊 #国連 #安全保障理事会 #ゼレンスキー #ペスコフ #ノルドストリーム

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