イスラエル軍は1日、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを標的とした地上作戦を開始したと発表しました。イスラエル軍は声明で、「レバノン南部でヒズボラに対する限定的で局地的な地上作戦を開始した」と発表しました。作戦の理由について、「標的は国境に近く、イスラエル北部の市民にとって差し迫った脅威になっている」と説明しています。作戦の期間については触れていませんが、「地域を絞った数日間の作戦だ」とアメリカのメディアは伝えています。これに先立ち、イスラエル軍は国境に近い北部の一部地域を封鎖し、ガラント国防相は、「ヒズボラとの戦闘がまもなく次の段階に入る」と指摘していました。一方、ヒズボラのナンバー2、カセム師は、イスラエル軍が地上侵攻した場合「あらゆる可能性に立ち向かう準備がある。われわれは勝利する」と、対決姿勢を鮮明にしていて、さらに激しい攻撃の応酬に発展する恐れがあります。
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