昨日、通行人のごった返す新宿駅前で、一人の男性が自らガソリンを被って火を放つという事件があった。どうやら集団的自衛権の行使に反対する演説をしていたとの情報もあるが、第三者に危害を及ぼすような危険行為をしながらの主張では、行動に全く整合性が感じられず、自ずからチベット僧の焚身抗議とは次元を異にする事を指摘しておかねばならない。また集団的自衛権に関する世論調査では、過半数の回答が反対と答えており、その原因たる「説明不足」の指摘には、反対キャンペーンを張るメディア側の作為も感じざるを得ない。日々増大する中国の脅威を過小評価するその傾向と共に、戦争の危険は、むしろジャーナリズムの腐敗によって増大している事を指摘しておきます。
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