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「検察は有罪にするために手段を選ばない組織」プレサンス前社長が2検事を告発(2022年3月29日)

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学校法人明浄学院の資金を横領した罪に問われ、無罪が確定した東証1部上場の不動産会社プレサンスコーポレーションの山岸忍前社長が、大阪地検特捜部の違法な取り調べでえん罪を作り上げられたとして事件を担当した検事2人を最高検に刑事告発しました。
告発状などによりますと山岸前社長の部下は当初、山岸前社長の事件への関与を否定していましたが、検事の1人が取調べでこの元部下に対し、「あなたは大罪人ですよ。損害を賠償できますか。10億や20億じゃすまないですよね」などと迫り、元部下に嘘の供述をさせたとしています。
これらの行為が証人等威迫の罪などにあたるとして検事2人を告発しました。
また元部下も嘘の供述をした疑いで告発しました。
裁判では、元部下の供述が変遷していることから信用性がないとして山岸前社長を無罪としました。

山岸前社長「えん罪で逮捕され、創業したプレサンスコーポレーションや、マンションを建てて人々を幸せにしたい夢を奪われた。現在は大変前向きに新しい人生を過ごしているが、私がお会いした検察官の方々の印象では、きっとこのまま変わらず、また再びえん罪事件が起きてしまうのではないかと大変危惧している。
刑事裁判とは真実を明らかにする場で、検察官は公益の代表者としてその真実を追求する仕事だと思っていた。しかし今回のえん罪事件を通じて検察は真実を明らかにしたいのではなく、有罪だと思った人物を裁判で有罪にするために、手段を選ばない組織だと、身をもって体験することになりました。客観証拠を重要視した正当な捜査をしてもらいたい。」

山岸前社長は長期の身柄拘束で多額の経済的損害を負ったとして、
国に対し7億7,000万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴しています。

#東証1部 #プレサンス #山岸忍 #大阪地検特捜部 #証人等威迫 #冤罪 #告発

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