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「人類滅亡」まで 今年もあと100秒(2021年1月28日)

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アメリカの雑誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は27日、核戦争などによる人類滅亡までの時間を象徴的に示す「終末時計」の時刻を発表しました。
ことしの残り時間は「100秒」で、去年と並んで過去最短でした。
雑誌の責任者はその理由について、「核や気候問題で進展がなかったため」と説明しています。
また、全世界で1億人以上が感染し、200万人以上が命を落とした新型コロナウイルスの流行に、世界が十分に対応できていないとも指摘しました。
その上で、各国が「核戦争や気候変動よりも大きな脅威に対処する準備ができていないという警鐘になった」と強調しました。
「終末時計」は、1947年に「残り7分」から始まり、アメリカとソ連で水爆実験が実施された1953年に「残り2分」まで進められましたが、ソ連が崩壊した1991年には「残り17分」まで戻されました。
その後、地球温暖化が進んだことなどから下降傾向となり、去年、地球温暖化の脅威が深刻化したとして、創設以来最も短い「残り100秒」を記録していました。

#終末時計#人類滅亡#気候問題#核問題#新型コロナウイルス
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ニュース - News
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