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「コミミセンザンコウ」剥製売買の疑いで書類送検(2021年1月13日)

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絶滅の恐れがあり、国内で取引が規制されているコミミセンザンコウの剥製をフリーマーケットサイトに出品したとして、東京・三鷹市の古物商の男性(47)と無職の妻(47)そして剥製を購入した福島県いわき市に住む派遣社員の男性(37)の男女3人が13日、種の保存法違反の疑いで書類送検されました。
警視庁によりますと、夫婦が2018年に夫の父親の遺品整理をしたところ、コミミセンザンコウの剥製を発見し、2019年10月にフリーマーケットサイトに出品。派遣社員の男性が1万8,000円で購入したということです。
調べに対し出品した2人は「生活費の足しになると思った」などと話し、購入した男性は「顔がかわいくて欲しくなった」などと話しています。
国際自然保護連合などによりますとコミミセンザンコウはうろこを持つ哺乳類でアジアに生息しています。うろこが薬の原材料として高値で取引されるため、アジアの各地で密猟が相次ぎ、過去20年で、個体数が80%減少したといわれています。
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