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“渋谷暴動事件”元警察官「厳罰に処してほしい」(2022年10月26日)

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51年前、東京・渋谷で発生したいわゆる「渋谷暴動事件」で警察官を殺害した罪などに問われている大坂正明被告の2回目となる裁判が開かれ、殺害された中村恒雄巡査とともに当時、現場の警備に当たっていた元警察官の男性の証人尋問が行われました。1971年、沖縄返還協定に反発する学生らが暴徒化する中、男性は中核派の大坂被告らが投げたとされる火炎瓶で、顔や足に全治1年4ヵ月のやけどを負い、「顔をやられたときは、これで私も死ぬのかなと思った」と当時のことを振り返りました。その上で、「殺害された中村は私の1期下の21歳で、人生これからというときに殺されたので、無念で悔しいと思います」と涙ながらに述べ、「被告を厳罰に処してほしい」としました。大坂被告は無罪を主張しています。
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