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写真の力を信じられるという話

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【写真展】「耳鳴りの境界 ─ 水辺のかたちを知る試行錯誤 II ─」
公式情報→ https://note.com/omsystem_plaza/n/n91707a4f3098
【会場】OM SYSTEM PLAZA(Creative Wall & Creative Vision)
【会期】2026年5月21日(木)〜6月1日(月) ※休館日 火・水
【時間】10:00 〜 18:00 (※最終日は15:00 まで)

CC(字幕)ありますが、以下に文字起こしの全文もご用意いたしました。まとまってない話し言葉なので読みづらいとは思いますが、ご参考まで。

《文字起こし全文》
 はい、どうもこんにちはジェットダイスケです。皆さんは写真の力を信じますか?
 現在、写真展を開催中なのですが、写真展に在廊をしていてご来場者の皆さんから伺った話とか手応えとか、そんな中で自分が「写真の力」っていうのをすごく信じられるようになってきたので、今回それをメモしておりますので、まとまった話ではないんですが、今感じていることなどをお話ししたいと思います。
 とりとめのない話になってしまうかもしれませんけどもね聞いていただければ幸いです。

 私、6月1日まで新宿にて「耳鳴りの境界」という写真展を開催しております。この週末が最後の週末となりますのでぜひ足をお運びいただければと思っております。

 これまでにいらした方々、話を伺ったりして手応えがこれまでと違うぞと、全然別のかたちの手応えを得たなという感じがしました。
 テーマとしてはひとつは蜃気楼を撮影したものなんですが、もうひとつ、私自身が抱える耳鳴りというね、突発性難聴という病気なんですけども、これに関していろいろとお話しいただけるんですよ。
 耳鳴りに関しては社会に対しての問題提起であるとか社会問題であるとかそういったことではないですけども、あくまでも私の症状としてそれを描き出しているわけですが、ただご自身の耳の問題耳の聞こえにくさとか耳鳴りが鳴っているとかあるいは身近な方々、例えばね友人が突発性難聴になりましたとかね、そういったことで自分ごととしてとらえた上で、さらにそういったことを話してくれる。開示してくれるっていうわけではないかもしれませんけどもね、共感してくれるの方が近いのかな?
 そういったことがあると写真を通じて伝えることができてさらに対話が生まれてよかったなという気がしますね。

 耳鳴りというものを自己と外界との境界としてとらえています。だからタイトルは「耳鳴りの境界」となっているんです。宇宙っていうのは絶対座標があるわけではないんですよね。相対的です。
 だけど自己を中心として自分・外界 ≒ 自他境界みたいなものをね、この耳鳴りの症状によって改めて強く実感することになっているんですよ。
 そういう意味では自分を中心として世界を認知することができるわけですが、世界は自分を中心に回ってないというね、この差。

 自分にとって特別な状況・特別な思いとかね、そういったものをいかにして表現できるか。どうやって伝えていこうかということをこの写真展ではすごく考えました。
 ステートメントの文章だけでも半年間かけて練って練って練っています。まあでもね、それについてはちょっと面白い話があるのでねそれはOM SYSTEMさんから後に公開されるトークイベントの動画でね、そちらもご覧いただきたいなと思います。

 それで自分にとって特別なこと。これすごく写真においては大事だなと思っていて、いろんな方々に見てもらうにしても、写真を撮るときってやっぱり一人なんですよね。
 ファインダーを覗けるのは一人。自分のことなんですよやっぱり。

 自分の暮らし、故郷とか、思い出とかねそういったもの大切にしているものを他者にどのように伝えるのか?
 例えば批評家が「これは世界一だ」と認めたものなら分かりやすいんですけども、そうではないものでも自分にとってはすごく大切になっているもの、あるいは根っこになっているもの、そういったものを他者に・皆さんに・あなた方にどのように伝えるべきなのか?どうやって表現すべきなのか?

 一つ思っていることとしては自分にとっては大切なことを「他者の土俵」で見せない。「他者の文脈」で見せないっていうことをね、すごくすごく大事にしました。

 例えばね写真展の宣伝。今回は自分のソーシャルメディア、例えばYouTubeであるとかXであるとかそういったところでしか宣伝してません。ウェブメディアさんに書いてもらうっていうことは今回一切してないんですよ。

 唯一、活動報告を兼ねて大阪芸大の方にはお知らせしました。大阪芸大のウェブには載ってます。でもそれぐらいなんですよ。自分の言葉で語れる場所、自分の言葉で書ける場所、それがソーシャルメディアなので、それ以外のところには載せないようにっていうことをやってます。
 直接あなたに伝えて、そして来ていただければ嬉しいなと。そういうふうにしました。

 2023年に「水辺のかたちを知る試行錯誤」というものをOM SYSTEM PLAZAで開催したんですけども、これは琵琶湖をぐるっと一周してみて、どういった水辺のかたちになっているのか?水辺のかたちをかたち作っているものは何なのか?というものを取材してまわった。そういう写真展でした。

 そして「耳鳴りの境界」、今回の写真展に至るわけですが、これ副題に「水辺のかたちを知る試行錯誤 Ⅱ」とついております。
 前作では、琵琶湖のかたちは意外に人の思い・人の手によって作られてるなというのがありましたんで、今回は蜃気楼というね、人の力が及ばない現象に迫ってみたわけです。
 そして私の、自分では止められない耳鳴り。人の力が及ばない蜃気楼という現象、もう始まってしまうんですよ蜃気楼って。滅多に見られないものではありますけどもね、始まってしまったら、誰も止められない。耳鳴りと同じですね、これはね。

 今回の写真展では、写真で・内容で人に殴りかからないということを念頭に置いてます。その表現において、首根っこ掴んでグイッとしないということを心がけています。
 これはどういったことかっていうと、ソーシャルメディアの時代において、タイムライン、これすごい速い速度で流れていきますよね。
 その中であなたの注目をアッー!と掴まなくてはいけない、そういう状況にあるそういうコンテンツがたくさんある。これですよ、これが人に殴りかかるような写真になってないかということなんですよ。

 もちろんねソーシャルメディアで注目を集めるっていうことに関しては否定的ではないです。ただもう一方の見方で、自分の言葉でこうやってお伝えして来てくださいねって、来てくださった方にもう一回首根っこ掴んで見ろっていう、そういうことはしたくないなと思ったんですね。
 すでにご来場いただいてるわけですからねそういうことよりは解釈したくなる・考えたくなる、そういった展示を目指しました。

 おかげさまでね、ただの感想ではなくてちょっとした批評みたいなものをXに書いてくださる方もいたり、noteに書いてくださる方もいたりね、批評が出てくる方が私は非常に嬉しいですね。話題になるっていうよりも一人一人の心に刺さってくれた方が、そしてそれが向こうからまた批評というかたちで見えてくるというのが、すごく嬉しいですね。

 ということでね、今回はねとりとめのない話にはなっておりますけども、私が今感じていることをお話しさせていただきました。そんなこんながありまして写真の力っていうものをすごく信じたいなと思いました。
 皆さんはどういったかたちで写真の力っていうのを信じていますか?信じられるようになりましたか?
 そういったこともね、コメントとかいただければ嬉しいなと思います。
 私の写真展「耳鳴りの境界」は6月1日まで開催中です。残念ながらね、私の在廊期間は終わってしまいましたが、ぜひ足をお運びいただければ、そしてできれば批評とかをね、書いていただけると嬉しいなと思います。それではまたお会いしましょうバイバイ
Category
教育 - Education
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