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国連人権理事会 ロシア追放を決定(2022年4月8日)

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国連総会が、国連人権理事会からロシアを追放する決定を下したことに対し、ロシアは自ら人権理事会を脱退すると表明しました。
国連総会は7日、ウクライナに侵攻したロシアについて、国連人権理事会の理事国としての資格を停止する決議案を採択しました。
決議は、ロシアによる組織的な人権侵害や国際人道法違反が報告されていることに「重大な懸念」を表明しました。
ロシアは、国際機関からの追放という強制措置を初めて受けることになります。
これに対し、ロシアのクズミン国連次席大使は、「決議は違法で政治的な動機に基づいている」と反発し、7日付で人権理事会から脱退すると表明しました。
一方、決議を主導したアメリカのバイデン大統領は、「プーチンの戦争によって、ロシアがいかに国際的なのけ者になっているかを示す意味ある一歩だ。人権理事会にロシアの居場所はない」と歓迎する声明を発表しました。

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